過労 休職 復職の心得

激務に倒れた30代エンジニア系SEが、働き方を変えるまでの体験記

失敗しない復職に向けたリハビリ・トレーニングの段取り

復職における失敗とは、完全復帰するまでの期間中に再度休職・療養生活へ戻ってしまうことを指します。

一度休職を経験した人が再休職の場合、必要な休職期間は初回の1.5倍以上と言われています。仕事のキャリアに影響を及ぼしかねません。

また同じ原因での再休職の場合、原則として傷病手当金が支給されないため、休職期間中のお金のやりくりの苦しさは初回休職kの比ではないでしょう。

つまり一発で復職を成功させることは、あなたのキャリアや経済面に非常に重要といえます。

このページでは、私が心理カウンセラーと相談しながら組み立ててきた失敗しない復職の段取りを紹介します。

1. 気力・体力の回復

まずは過労ですり切れた心と体を十分に癒します。

「療養」の名の通り、気力と体力を回復に専念します。

何日か寝込んだのち、家事や育児、短い散歩などを通じて、少しずつ体を動かしていきます。

2. 思考力の回復

次に思考力の回復です。

過労状態の人の頭は基本的に回転しません。考えようとしても考えられないのです。

しかし復職=仕事をするとなると考えるのは必須です。回転が遅いまま仕事に戻るわけにはいきません。

そのため、復職に向けて考えるトレーニングを行っていきましょう。

3. ストレス耐性の回復

最後にストレス耐性のトレーニングを行います。

会社で仕事をするとは、通勤電車に乗り、オフィス環境に身を置き、利害の異なる人と議論や交渉を行うことです。

それらによりかかるストレスレベルは、自分の好きなように過ごしてきた療養中の何倍、何十倍も重いものです。

いきなり仕事の現場に赴く前に、少しずつストレス環境に頭と体を慣らせていきましょう。

4. 産業医による「復職OK」に向けて

気力・体力、思考力、ストレス耐性。

それぞれのトレーニングが済んだら、産業医から復職OKをもらいにいく番です。

しかしそこにふたたび罠があるのです……

5. 復職直後を無事に過ごす

産業医のOKが出たら、人事に連絡して復職の手続きを行い、無事に職場復帰となります。

しかしそこで話は終わりません。実は復職直後こそ最も再休職のリスクが高い期間だからです。

だからこそ、慎重に日々を過ごすようにします。私が意識してきたことを次のページで紹介します。

6. 完全復帰までの道のり

復職直後を過ぎたからといってすぐ完全復帰、というわけではありません。

私の場合、自分が完全復帰できたと実感できるまでにかなりの時間がかかりました。

しかし、問題は時間ではなかったのです……

次のステップ

無事に復職、完全復帰を果たすことができたとしても、まだ大事なことが残っています。

過労の再発防止です。

完全復帰したからと、また激務に身を置くのでしょうか?

同じ働き方をしていて本当にいいのでしょうか?

復職した人が次に考えるべきは「もう過労にならないためにどうするか」です。

私がとった方法は、「ノー」を言える状態を作ることでした。

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