過労 休職 復職の心得

激務に倒れた30代エンジニア系SEが、働き方を変えるまでの体験記

復職可能の判断基準とは?産業医や保健師からOKをもらう方法

復職に向け、気力・体力、思考力、ストレス耐性などのトレーングを積んできました。

しかしいざ復職するとなると必要なのが、復職可能というお墨付きです。

このページでは、私が産業医や保健師から復職可能と判断された際の基準についてお話します。

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復職に向けたトレーニングだけでは足りなかった

私は復職にむけて、産業医や保健師と相談しながら少しずつ、自分を仕事環境に慣れさせる訓練をしてきました。

これらのトレーニングは復職に向けた地力を蓄える点では絶対に必要です。

しかし、それだけでは復職可能と判断してもらうには足りませんでした。

復職可能と判断する基準や条件

理由は、「自分は仕事に戻っても大丈夫だ」という自信を得ることができなかったためです。

産業医や保健師の方の話を聞いていると、復職可能という判断基準のほとんどが「もう仕事に戻って大丈夫だという安心感」にあると気づきました。

  • 十分に回復した気力や体力、思考力
  • 仕事をするに足るストレス耐性
  • 仕事への意欲の強さや高さ
  • 自分は仕事に戻って大丈夫だという自信

運転に例えると、最初の2つはエンジンの出力と運転技術、後ろの2つはそもそも運転したい、運転しても大丈夫だというい自己認識にあたります。

要するに「できる」と「やりたい」は全く別モノということです。

復職後の自分をリアルに想像したら落ち込んだ

私は一度、これら基準に引っかかって休職を延長することになりました。
馬力は十分だったのに、肝心の心が仕事に向かなかったためです。

本や資料を読んだり、仕事でやっていたのと同じレベルの資料作りもこなせていました。

しかし、復職後の自分をリアルに想像すると一気に過労状態に逆戻りしてしまいました。

そのとき思い出したのが、休職に入るときに産業医が言った言葉です。

「仕事をしたいと心から思えるまでは、休職を続けるほうがいいです」

ああ、こういうことだったんだな、と思いました。

結局、トレーニングは継続して馬力を維持しつつ、自分の心が仕事に向くタイミングを待っての復職となりました。

意欲回復までに結局、2ヶ月の期間が必要でした。

2ヶ月も追加で必要になった理由

2ヶ月も?と思ったかもいるかと思います。

理由を説明しますと、自分の心が仕事に向くために1つの環境条件が大きく関与していたからです。

それは……気候です。

過労状態になったらわかるのですが、気候は思った以上に気分や体調に影響を及ぼします。

私の場合、雨の日や寒い日、低気圧の日に体調不良(+気分の落ち込み)が出やすいことがわかりました。

そのため、晴れが多く、暖かく、かつ台風の季節ではない時季に復職することにしたのです。

そのタイミングが2ヶ月後だったんです。

2ヶ月の間はカウンセラー預かりに

2ヶ月の間は、産業医や保健師ではなく会社の提携している心理カウンセラー預かりという扱いになりました。

保健師の方いわく、「復職に向けた準備が整ったら、連絡してください」ということ。

カウンセラーの方は産業医や保健師の方と定期的に連絡を取っていただいていた様子。

月に1回のペースで2回ほどカウンセリングを受けた後、復職の申請をした際にはすべて理解しているという感じでした。

そうして復職の面談は滞りなく完了し、復職することとなりました。

※人によっては復職面談でプレゼンを求められるようです

まとめ

復職に向けた各種トレーニングは、必要条件であって十分条件ではありません。

馬力が出てきたからと復職を焦ると、心がついてこず早晩折れると思います。

もし家庭的・経済的条件が許すならば、産業医や保健師の復職判定面談をクリアするために自分を作るより、自分の心に正直に、意欲のよみがえる時を待つことをオススメします。

次のステップ

産業医面談でOKが出たらいよいよ職場への復帰です。

しかし突然「がんばるぞ!」はいけません。ソフトランディングで少しずつ体を職場になじませていきましょう。

 

復職にむけたトレーニングの全体像はこちら。

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