復職の第一歩は、動けるようになること。気力・体力を回復させよう

復職までの第一歩は気力と体力の回復です。

過労の人はHPもMPもほぼゼロの状態。

まずはしっかり休んで体力(HP)を回復し、気力(MP)がついてくるのを待ちましょう。

そのうえで少しずつ体を動かしていきます。。

「体力=疲れ」「気力=疲労感」

回復と言っても、体力と気力ではそもそも疲れの種類が違います。

  • 疲労:身体が物理的に疲れている=体力切れ
  • 疲労感:脳が疲れを感じている=気力切れ

それぞれ正しいアプローチがあります。詳しい解説は次のページをどうぞ。

疲労と疲労感の違いとは?過労に人におすすめの休息の取り方
過労の人が覚えておくべきことのひとつが、疲労と疲労感の違いです。 同じ「疲労」という言葉を使っていても、その中身は全く異なりますし、疲れが取れる休息方法も全く異なるんです。 疲労と疲労感の違いや、それぞれに効果的な休息の...

はじめは家の中の活動から

休職しはじめの数日はおそらくベッドに寝っぱなしです。

起き上がって活動するとしても家の中のこと、家事くらいしかできません。

でも大丈夫です。それも1つの体力回復訓練になります。

とはいえ気をつけることがあるのでまとめました。

過労で療養中の人に家事を頼むときに気をつけてほしい3つのこと
過労で休職すると、最初は「とにかく寝ていてください」とはじめのころはベッドで寝る生活をすることとなります。 しかしずっと家で寝ていると「自分、役立たずだな」「せめて家事を手伝いたいな」と思う時がくるもの。 一緒に暮らして...

慣れてきたら軽い散歩に出る

家の中の活動がある程度できるようになったら、次は外出にチャレンジしましょう。

といっても遠くへ出かけたりスポーツをするのではなく、散歩に出かけてみます。

「え、散歩?」と思うかもしれません。しかし過労の人は判断力や注意力が弱っていることを考えると、はじめは散歩くらいがちょうどいいんです。

過労の療養中の人が散歩で外出するときの注意点とは?
家の中で家事ができるようになった。少しずつ子供の世話もできるようになった。 そしたら次にチャレンジしたいのが外出です。散歩で外の空気を吸いつつ、軽い運動で頭と体を軽くするんですね。 ただし過労で療養中の人が外で散歩をする...

育児や子供の遊び相手は後回し

もしお子様がいる場合、体力回復訓練を兼ねて育児や子供と遊ぶことを考えるでしょう。

しかし、はじめから子供の相手をするのはリスクが高いです。

子供は遠慮がなく、親の状態に配慮できません。健常時と同じように激しく遊びたいとせがむでしょう。

それに答えたい親心が無理をさせてしまうんです。これでは療養のはずが療養になりません。

詳しい話は次のページに書きました。

過労で療養中の人に育児や子供の世話を任せても大丈夫?
過労で療養中であれ、家にもう1人大人がいるとつい言いたくなるのが 「子供のこと見てて」 「子供の相手してて」 といった育児を任せたいワードですよね。 でも育児は、過労で療養中の人にとって回復を妨げかねないワー...

次のステップ

軽い散歩や子供との遊び、そして少しの遠出ができるようになるまで、私は2ヶ月ほどかかりました。

短い時間でも子供と一緒に公園で遊べるくらいになったら、次のステップです。

仕事復帰を視野に、思考力のトレーニングに進みましょう。

過労で鈍った頭を戻す!思考力を回復するトレーニング3ステップ
日々の家事や散歩、少しの育児でもへたらないくらいに気力や体力が回復したら、次にチャレンジしたいのが思考力の回復です。 過労の人は知らないうちに頭の回転が落ちています。つまり思考力が低下しています。 ゆくゆくは仕事に復帰す...

 

復職にむけたトレーニングの全体像はこちら。

失敗しない復職に向けたリハビリ・トレーニングの段取り
復職における失敗とは、完全復帰するまでの期間中に再度休職・療養生活へ戻ってしまうことを指します。 一度休職を経験した人が再休職の場合、必要な休職期間は初回の1.5倍以上と言われています。仕事のキャリアに影響を及ぼしかねません。...