過労 休職 復職の心得

過労で倒れ、休職、復職した30代SEの場合

休職中の会社との連絡

仕事や実務で必要な連絡はどうする?自分に負担をかけない方法

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休職期間に入ったら会社側の人との連絡をすべて断つ・・・というわけにもいきません。

産業医や保健師、人事部との連絡に加え、これまで一緒に仕事をしてきた同僚や上司と、実務に関わる連絡を取る必要があります。

とはいえ休職中。なるべく実務は他の人に任させてもらって、自分は療養に専念すべきです。

その方法を書いていきたいと思います。

仕事の実務上で必要な連絡の種類

まず、仕事の実務において休職後にも連絡が必要なトピックを整理したいと思います。

自分が玉を持っていた仕事に関するもの

1つ目は、自分が玉を持っていた(=割りあてられていた)仕事に関するものです。

仕事はチームプレイなので、誰が何をやるという役割分担があって然るべき。あなたにも割りあてられた仕事や役割があったはず。

突然倒れて休みに入るんですから、その分は誰かにカバーしてもらわないといけません。いわゆる引継ぎが必要です。

  • 自分が持っている仕事やタスクは何か
  • それらの進捗状況はどうか
  • 見えている課題やリスク(進捗の阻害要因)はなにか
  • 誰と何を反す必要があるのか、今後の段取りは

といったプロジェクト管理系の話から、

  • 自分が手がけていた仕掛り資料はどれか
  • どこに何のファイルを格納しているか
  • 自分だけしかアクセスできないデータはあるのか

など、具体的な成果物を作るためのデータや物品その他についても共有する必要があります。

一通り話を聞いた後、スムーズにそれらの仕事を始められるのが理想です。

自分が業務プロセスの一部に組み込まれているもの

自分が何らかの業務プロセスの一部に組み込まれている場合、その内容を引継ぎ先の人に伝える必要があります。

たとえば何らかの承認フローに「自分がOKというめメールを送る」というステップが含まれている場合、休職が理由でそのメールが送れなくなると承認フローが止まります。

そのため、

  • 自分が普段、どのような定常作業を行っているか
  • それらにおける自分の役割と必要な権限は何か

についてまとめて引き継ぐ必要があります。

下の人に任せられるような作業系のものなら下の人に、それなりの権限が必要なもの上の人にバトンタッチするようにするといいでしょう。

基本は上司に全部任せればいい

ただし、ここで書いたものはあくまで理想です。過労で倒れた人がここまでテキパキ頭回転させて完璧な引継ぎができるはずがありません。(経験者談)

そのため、紹介した項目の中から最低限のもの(What)を選んでざっくり上司に話し、あとは上司の采配に任せる、という動き方がいいでしょう。

  • 自分が持っている仕事やタスクは何か
  • それらの進捗状況はどうか
  • 自分が普段、どのような定常作業を行っているか

これでもし、上司が追加で確認したいことがあれば、あちらから連絡してくるはずです。

そうして必要十分な情報があちらに伝わったら、連絡は少しずつ減っていくでしょう。

自分へのメール連絡は自動応答で

細かいですが、メールの自動返信を設定しておくと心配事が減って精神衛生上とてもよいです。

自動返信とはメールシステムに入っている機能で、指定した期間中にメールを受信すると定型文のメールを自動的に返信してくれる仕組みです。

私の場合は、

  • 今、休みをいただいています(過労とか休職とか、理由は抜きで事実だけ)
  • そのためメールへの返信が遅くなる可能性があります
  • もし緊急の場合、かわりにコチラへ連絡してください

といった内容の定型文を返すように設定しました。

緊急の場合の連絡先は、引き継ぎ先である上司です。上司に自分の手持ちの仕事を引き継ぐ際に、自動返信メールの連絡先として記載していいか確認を取るとよいでしょう。

まとめ

過労が原因で休職しているあなたは、言わば緊急事態で休息が必要な身です。

なるべく仕事のことを考える時間を減らし、頭や心を軽くして、自分が休める状態に持っていくことが何よりも重要です。

そのため、実務上の連絡は可能な限り自分からはがし、上司にお任せしてしまいましょう。

それでもなおあなたでしか対応できないものがあった場合のみ、あなたがメールを打てばいいんです。

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30代SE、妻子持ち。過労で倒れてから10ヶ月間の休職を経て復職まで、辛い経験のなかで得たものをすべてを本サイトに置いていきます。 詳細プロフィールはこちら

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