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激務に倒れた30代エンジニア系SEが、働き方を変えるまでの体験記

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産業医と保健師の違いって?役割や話す内容の具体例

更新日:

休職中は会社指定の産業医や保健師との定期的な面談が義務づけられます。

「会社側の人間が、あなたの状態を確認します」というのが名目の産業医面談や保健師面談。

一体、産業医や保健師って何者なのでしょうか。また産業医と保健師で違いはあるのでしょうか。

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産業医や保健師は会社と休職中の社員をつなぐ存在

産業医や保健師は、会社側の人間という立場で、休職中のあなたの状態を定点観測する人です。

どちらも、今のあなたの状態を検証し、会社側に伝える窓口という役割を持っています。

会社の立場からすると、どこぞの馬の骨かわからない医者の書いた診断書を盲目的に信じることなどできないので、産業医や保健師を通じて「検証」するというわけですね。

産業医面談で話すこと

まずは、産業医についてお話したいと思います。

産業医の立ち位置

産業医はその名の通り、医療に従事する人間です。

あなたの主治医と同じく、あなたの状態を診察・診断することができます。心療内科で言えば「医師」にあたります。

産業医面談で話すこと

産業医面談では、診断書を書いてくれた主治医による診察と同じようなことを話します。

今の状態はどうか。辛いことはないか。眠れているか。不安なことはあるか・・・

産業医も主治医も、医師の立場であなたの状態を確認するという意味では同じなので、話す内容が似通ってくるのは当たり前ですね。

 

ただし産業医と主治医の違う点は、あなたの会社の仕事内容を知っており、他に過労や心の病で産業医面談にかかった社員を見てきていること。

そのため仕事の特性に特化した話や、働き方にフィットした助言をしてもらえることが多いです。

「会社の立場の医師なのか」という色めがねを捨てて、今のあなたについて忌憚なく話すことができれば、主治医よりももっと実践的で地に足ついた効果的なアドバイスをもらえます。

それに産業医面談は会社が提供する無料診察のようなもの。ぜひ自分の回復に活かしていきましょう。

保健師面談で話すこと

次に保健師についてお話したいと思います。

保健師の立ち位置

保健師は言わば「カウンセラー」のような立場です。

医療の知見から何かを診断・判断するのではなく、あくまで今の状態の確認と行動レベルでのアドバイスをしてくれる人です。

保健師面談で話すこと

保健師面談は、いわゆるカウンセリングです。

産業医面談と同じように、今の自分の状態を話すところから始めるんですが、診察や診断という性格というよりは「今後どうしたら回復していけるか」という行動レベルの話題が多くなります。

たとえば、

  • 一日の起床・就寝・外出などの行動記録を取ってみてと提案してくれる
  • 保険の範囲で利用できる電話カウンセリングサービスを紹介してくれる

といったアドバイスをくれたりします。

また、仕事以外の部分で心理的な負担になっているトピックがあればそれらも考慮して全部聞いてくれるスタンスです。

会社の立場だからといって、仕事や会社との関わりだけにフォーカスした一面的な話をすることはありません。

あくまでひとりの人間である自分をとりまく不安要素の解消という観点で、話を聞き、アドバイスをしてくれます。

産業医や保健師はあなたの味方

産業医や保健師が、あなたの主治医の判断を覆すことはほとんどありません。

あなたがもらった診断書を書いたのはまぎれもなく医師であり、「1ヶ月の療養期間が必要」と判断したのもプロの医者ですので、基本その判断が尊重されます。

 

もちろん意図的にウソの診断書をもらった場合はわかりません。

しかし本当に過労で倒れて辛くて、という場合であれば、正直にそれを伝えることで産業医や保健師はあなたの心強い味方になってくれます。

まとめ

医療や保健のプロであり、会社や仕事の内容の特性まで知っている産業医や保健師。

会社の人間だからといって構えず、むしろ自分が早く回復するため積極的に相談しにいくのがいいと思います。

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