過労 休職 復職の心得

激務に倒れた30代エンジニア系SEが、働き方を変えるまでの体験記

療養中に一番注意が必要な「回復しかけ・治りかけ」の過ごし方

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過労での療養中に最も注意が必要なのが、回復しかけの時期です。

治りかけの状態は気持ちが前向きになるため、いろいろとやる気も起きやすいです。

だからといってアクティブになりすぎると、気力も体力も尽き果てたどん底状態に逆戻りしてしまいます。

過労で療養しているといずれ訪れる「回復期」

過労が原因の休職、はじめはひたすらベッドの上や家の中で過ごす日々が続きます。

しかしそうこうしているうちに、だんだん家の中でもアクティブに動け、外出ができ、運動や知的生産などを行うだけの気力・体力・思考力・精神力が戻ってきます。

その時期をここでは「回復期」と呼びたいと思います。要するに完全回復に向けた回復しかけ・治りかけの状態です。

回復期に入ることはとても喜ばしいことです。どん底から這い上がれたということで気分も上がりやすいですしね。

回復しかけ・治りかけの時期は「躁状態」になりがち

過労状態から片足を抜け出した回復期の人がどのような状態か、頭、体、心の3つに分解してみましょう。

少し言葉は悪いですが、平たくいえばこうなります。

  • 頭:ポンコツ
  • 体:ポンコツ
  • 心:やる気まんまん

そう、ポンコツ状態なのにやる気だけが満ち溢れている状態なんです。

気持ちは前向きでアクティブだけど、実際に動くための頭や体が準備不足なんです。

これ、いわゆる「躁状態」と呼べます。心(感情系)が頭や体を支配しており、実情よりもアクティブになってしまう状態ですから。

回復しかけ・治りかけアクティブになりすぎて落ち込むリスク

頭も体もポンコツなのにやる気だけはある。私はこの状態でアクティブに動きすぎたことで、一度体調を崩しました。

ただでさえ療養中でまわりに苦労をかけているのだから、やる気が回復してきたらどんどんいろいろ動きたい。

妻や子供と出かけたい。家にいるんだから家事もやってあげたい。子供とも遊びたい。

気持ちが落ち込んでいた状態から脱することができたことを皮切りに、アクティブにいろいろとやり始めたのですが・・・

結果、気が滅入る状態に逆戻りしてしまいました。頭の重さや体のだるさが抜けなくなってしまい、ベッドに舞い戻ってしまったのです。

自己判断を信じず、必ず第三者の意見を取り入れ、休息時間を増やすこと

そもそも、過労で休職中の人は正常な判断ができない状態です。

私も上に書いたとおり、気持ちの元気さで頭と体の状態が見えなくなってしまった結果、ふりだしに戻ることになったのです。

その後しばらくは、何かアクティブに動こうとするときは、一度妻の意見を聞くことにしました。

妻から見て私はどう見えるか。顔色や体の調子、目は活き活きしているか、やろうとしていることをこなすと倒れそうと1ミリでも感じるか。

それで「やめたほうがいい」と言われたら、素直にゆったり過ごすようにしました。

過労状態の人の仕事は休むこと。無理をせずに休息時間を取るために、自己判断に頼らず、ゆっくり過ごしましょう。

まとめ

気力も体力も回復してきたな、いろいろやり始めたいな、と思い始めた時こそグッとこらえましょう。

中途半端に回復した状態で一気にアクティブになるのは、整備が行き届かないエンジンをフルにふかすのと同じこと。

遠からず無理が生じ、壊れた状態に逆戻りしてしまいます。

早く過労状態から脱するのに「カラ元気」は邪魔者なのです。

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