過労 休職 復職の心得

過労で倒れ、休職、復職した30代SEの場合

休職中の家族との関わり方

家族が過労で休職したらどう接すればいい?必要なケアやサポートは?

更新日:

夫、妻、娘や息子などの家族が過労で倒れ、休職に追いやられてしまった。

本人ももちろん大変なのですが、それ以上に慌ててしまうのが、家族です。

過労で倒れてしまった人に対してどう接すればいいのか?何か特別なケアが必要なのか?

実際に過労で倒れた私が、「こういう接し方やケアが嬉しかった」ということを話していきたいと思います。

過労で倒れるのは緊急事態だと認識させる

過労の人は、自分の状態について正常な判断ができません。

本人に「大丈夫?」と聞いて「大丈夫」と答えても、信じないでください。

過労の兆候が継続的に出ているようであれば、外部から強制的にストップをかけてあげる必要があります。

過労の兆候や症状の実例。「様子がおかしい」を見逃すな

私が自分が過労と気づいたのは朝起きた時でした。 その日は仕事だったのですが、私自身も一緒に起きた妻も「何かおかしい」と気づいたのです。 後日、会社の先輩に聞いてみたときも「大丈夫か?」という兆候を感じ ...

続きを見る

だって私自身、無意識に涙が出るレベルになるまで「自分は過労だ」と気づかなかったんですから。

そして、過労は緊急事態です。本人に自覚症状があるかないかは関係ありません。

本人に「あなたは過労状態だ」と再三教えてあげてください。

強制的に休息を取らせる

家族の目から「過労かも?」と思えたなら、休むように言い聞かせる、もしくは強制的に休ませてください。

休息は過労回復の唯一の手段です。疲れているんだから休ませる。当たり前のことに聞こえるかもしれません。

しかしいざ自分が過労になると「え、なんで私休まなきゃいけないの?」と思ってしまうんです。

茹でガエルと同じようなもので、自分は大丈夫と思っているのに実はそのままでは茹で上がって死にゆく道を歩いているんです。

自分の危機に気づかないカエルを煮えたぎる釜から釣り上げ、強制的に休息を取らせてあげてください。

過労で倒れた当日に仕事を休むために、どう会社に連絡すべきか

前回の記事では、過労の兆候についてお話しました。 「私は過労なのかもしれない……」 そう思ったら、とにかく会社を、仕事を休むことです。 この記事では、具体的にどう連絡すれば休みをもらいやすいかを書いて ...

続きを見る

今は休むことが仕事だと言いきる

それでも過労の人は「自分は本当に休んでいいのか?」「休んでいる自分は本当に正しいのか?」と思ってしまうものです。

当たり前ですよね。これまで過労という状態に陥ったことがないんですから。初めてのことに疑問を抱くのはしかたのないことです。

また人は何らかの役割、今なすべきことが見えないと不安に思うもの。

そのため「今のあなたの仕事は休むことだ」と言い聞かせてあげてください。

本人の不安感にかられて休息が取れない状態が一番危険です。

頼れるものはすべて頼っていると思わせる

過労という緊急事態。休むのが仕事だと言い聞かせ、休息もさせている。

それでもなお本人の責任感の強い場合「そんなこと言っても、家族に迷惑がかかるし申しわけない」という思いにかられて自分を責めることがあります。

私がそうでした。自分は家族を支える存在だと思っていたのです。

そのため、自分が休むにしてもその代打をきちんと準備しない状態で放置することは、自分の責務を放棄することだと感じてしまっていたのです。

そんな人に対して言うべき言葉は「バックアッププランはあるから大丈夫」です。

人、物、金。近所や親類など頼れる人はすべて頼っているし、物で解決できるものはしている。それで足りないなら金で解決する。

そう言い切ってあげると、当の本人は安心します。

まとめ

過労の人は往々にして、仕事へのコミットメントや責任感が高い場合が多いと思います。

同じように、家族や生活に対する自分の責務にも敏感なはずです。

今のあなたは周りに頼って休息すべき時である。大丈夫だから、安心して休んでいなさい。

と、ぜひ伝えてあげてください。

もし子育て家庭なら、休職中の家事・育児の分担はきちんと話をしてあげてください。

具体的なところを次のページで紹介しています。

子育て世代の過労休職のリアル。夫婦の役割分担はどうなる?

私は専業主婦の妻と2人の子供と暮らす30代男性です。 子育て世代の父である私が過労で倒れて休職することなったとき、夫婦の役割分担にも大きな変化がありました。 今回は、休職の時期ごとにどのような変化があ ...

続きを見る

  • 管理人について
J

J

30代SE、妻子持ち。過労で倒れてから10ヶ月間の休職を経て復職まで、辛い経験のなかで得たものをすべてを本サイトに置いていきます。 詳細プロフィールはこちら

よく読まれているページ

1

休職により収入が減ったとしても、生活を続けるにはお金が必要です。 入ってくるお金が減った以上、出て行くお金も減らさないと立ちゆかなくなってしまいます。 しかし、この状況を嘆く必要はありません。逆に支出 ...

2

あなたの収入源はなんですか? もし会社からの給料だけなら、リスクが高い状態と言わざるをえません。 そう言いきる理由と、会社へ依存するリスクを避けるためにすべきことを紹介します。 目次1 会社で仕事をし ...

起こってノーを言っている人 3

私が過労に陥った直接の原因は連日の深夜残業でした。 「客のためだから」を錦の御旗に、期限内に求められるアウトプットを出すべく、それこそ身を粉にてリソースをぶち込んできました。 しかしよく考えると、身を ...

-休職中の家族との関わり方

Copyright© 過労 休職 復職の心得 , 2017 All Rights Reserved.