過労 休職 復職の心得

激務に倒れた30代エンジニア系SEが、働き方を変えるまでの体験記

休職中の自分の扱い

知ってるだけで違う!過労の人は正常な判断ができないという事実

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過労の人は正常な判断ができない状態であると断言します。

過労で倒れた人、もしくは身近な人が過労状態にある人は、ぜひこの事実を覚えておいていただきたいと思います。

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なぜ人は過労になると電車に飛び込んでしまうのか

例として、電車への飛び込みを考えましょう。

電車に飛び込むなんて尋常じゃありません。健全で正常な状態の人からすると「なんでそんなことを」「もっと他の方法があるじゃないか」と思いますよね。

しかし、飛び込む本人からするとその選択肢はきわめて正しいのです。厳密に言えば、電車に飛び込むことが自分を助けてくれる手段だと思えてきます。

実際、私もそうでした。

続く激務で疲れはて、久しぶりに終電で帰れた日のことです。駅のホームに到着する電車をボーッと眺めていた時。

普段は絶対に考えもしないことが頭に浮かんだのです。

「あ、線路に飛び降りれば、つらみが全部なくなる」

幸いそのときは妻と子供たちの顔が頭に浮かび、思いとどまることができました。

と同時に、飛び込めば楽だと自然と考えてしまった自分が恐ろしい、とも。

もし激務が続き、過労がもっと深刻だったとしたら、どうなっていたかはわかりません。

ただひとつ学んだのは、その時、その瞬間の自分にとって、電車に飛び込むことは正しい選択肢に思えたということです。

過労の人は正常な判断ができないことを知ることが大事

過労状態の人は、自分を鳥の目で見ることができません。目の前の景色と自分の思いが自分の全てです。

自分を客観視できず、思考系は感情系に支配され、客観的な観測に基づく正常な判断ができません。

そして本人はその事実に気づきません。気づけたとしたらその人はとてもラッキーです。

自分以外を頼りに、自分を客観視する

しかし、気づくべきなんです。気づいて、自分の状態を知ってほしいんです。そうでないと、電通の自殺事件のような悲劇が起こってしまうのですから。

仕事先の仲間、身近にいる他人、家族や親族、誰でも良いから「この人、ちょっと変だ」と気づいてもらうこと。

もし人が無理なら、いつも使っているスマホで自分を定点観測するタイプのアプリでもなんでもいいです。

自分で自分を客観視できないのだから、人でもアプリでもなんでもいい。

過労の兆候を含め、自分の変化や気づく仕組みを複数持っておいてください。

そしてもし気づいたら、素直に「自分が過労状態であり正常な判断ができない」という事実を受け入れてください。

そこに見栄やプライドなんて必要ないのです。

自分の体調に無理のない、安全側の選択をすること

自分は正常な判断ができない。自分の体調や精神状態にふさわしい行動を選べない。

そう認識できたなら、ぜひすべての行動を安全側に倒すよう意識してほしいと思います。

休職中で時間があるからといってアクティブになりすぎない、チャレンジしすぎない、無理を絶対にしない。

休職中の自分の仕事は積極的に休むことだということを忘れないでくださいね。

まとめ

過労で休職中の人は、自分の判断を信じすぎないようにしてください。

過労で倒れた人は思った以上に頭が回っていないですし、自分の状態を正しく認識できません。

自分を客観視してくれる人や仕組みを利用して、自分にとって無理のない行動を選択してくださいね。

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