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復職の判断と条件

復職判断の産業医面談に向けてプレゼンを作る!?少し驚いた産業医面談の話

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説明する人復職するには産業医面談を突破する必要があります。

休職するに足る体調不良具合だと判断した産業医が「本当にこの人は復職してOKなのか?」という観点で、復職を判断することになるからです。

私は産業医面談では単に自分の復職に向けての取り組みをとうとうと語ってOKが出ましたが、場合によっては産業医面談に向けてプレゼン資料を準備するよう求められる、という話が聞こえてきました。

なぜなのか?という点を、ご紹介しようと思います。

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復職に向けた産業医面談でプレゼンする?

産業医面談、という名前からすると、単に何かお話してそれで終了というイメージを持つと思います。

私も休職の際の産業医面談は言ってしまえば単なる「今の自分のことを話す会」でしたし、復職の面談も同じような進み方でした。

しかし後日保健師の人とコンタクトを取る機会があった際に、彼から「産業医によってはプレゼン資料を作ってもらうこともあるんですよ」という話を聞いたんです。

たしかに、復職に向けた訓練の一環としてプレゼン資料を作ってみるのは有効ではあります。

思考(知的生産)のために練習的に資料を作ることもあるでしょうけど・・・

プレゼン資料には何を書くのか

まさか復職の面談でプレゼン資料を準備するとは。

しかし、プレゼンするとして一体何を書くんでしょうか?

保健師の人いわく「同じ理由で休職に陥らないことを示す内容」だそうです。

たとえば

  • 休職するに至った経緯
  • 心療内科通いが必要になった理由
  • 休職中に行った療養の内容
  • 同じ理由での再休職を防ぐ方針
  • 休職中、復職後に継続して行う予定の自己管理

など・・・

いわば「自分はもう大丈夫ですし今後も平気です」を証明するためのプレゼン、ということです。

産業医も「復職OK」の根拠がほしい

しかし、なぜ産業医はそんなプレゼンを休職者に求めるのでしょうか?

おそらく答えは、産業医は会社に対する説明責任を持っているからだと思います。

産業医は会社側の立場で休職者の体調を判断する医療のプロです。

ただし心の問題はとても主観的なので、外傷のように簡単に判断することが難しく、それだけ人に対する説明が難しい。

心療内科で診断書をもらうとき、上手にやれば心の病を装うこともできてしまいます。(やっちゃダメですけど)

 

同じことが復職においても言えるんです。

つまり産業医が完全に復職可能と判断すること自体が難しい。

そして、無理に判断したとしても会社側からその根拠を求められることとなるし、仮に職場側に問題がなくとも再休職に陥ったとしたら産業医本人の信頼に関わってしまい、説明責任が果たせない。

だからOKとした根拠として本人に「現象」「原因」「対策」「再発防止策」の4つの観点から説明をさえるのでしょう。

 

思い出してみると、私の復職面談の際は上記のフレームワークで整理して話をしていたように思います。

休職中に人事や保健師の人とコンタクトを取る中で、「この人は資料なしでも大丈夫だろう」と思ってくれたのかもしれません。

そこらへんの詳細が私に明かされることはありませんでしたが、もしこの予想が正しいとしたら、私のやってきた復職トレーニングはとても効果的だったのかもしれません。

まとめ

産業医面談でプレゼンをするなんて大変だろうなあ、というのが正直な感想です。

プレゼン資料を準備するだけでなく、これまで行ってきた自己管理や再発防止のトレーニング、復職に向けた準備など、すべての活動をストーリーにまとめたうえで「自分は大丈夫です」というメッセージを込めたスライドを作ることになりますので。

単に何枚かの資料を書くではなく、自分の休職生活を振り返って総括するという大きな活動ですね。

「体調優先でとにかく休む」だけを重視した休職生活をしてきた人には、少し荷が重いかもしれません。

 

その他、復職OKと判断してもらえる基準については下記ページをどうぞ。

-復職の判断と条件

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