過労 休職 復職の心得

激務に倒れた30代エンジニア系SEが、働き方を変えるまでの体験記

休職中の家族との関わり方

子育て世代の過労休職のリアル。夫婦の役割分担はどうなる?

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私は専業主婦の妻と2人の子供と暮らす30代男性です。

子育て世代の父である私が過労で倒れて休職することなったとき、夫婦の役割分担にも大きな変化がありました。

今回は、休職の時期ごとにどのような変化があったのか、書いていこうと思います。

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前提:これまでの役割分担とお金の状況

役割分担の姿は家庭の状況によって変わると思います。

なのでまずは、休職前の私の家庭の状況をざっくりお話したいと思います。

家族構成と役割分担

家族構成は以下のとおり。若い子育て世代の核家族です。

  • 会社員の夫(私)
  • 専業主婦の妻
  • 子供(未就学児)が2人

夫が外で働き妻は家を守るという、昭和時代の典型的な家族像です。

ただし未就学児が2人というのは子育ての難易度が最も高い時期。

夫である私もできる範囲で家事を担当していました。皿洗いや掃除、洗濯など、片付け系は全部。

子育てについても、遊び相手や寝かしつけ、オムツ替えなど、妻しかできないこと(授乳など)以外は私もやって当たり前のことだと思ってやってきていました。

お金の状況

一家の収入は私の給料のみ。

家賃や食費、水道光熱費などの支出の平均を考えると、当面の生活(1年くらい)を支えられる額の貯金がありました。

つまり私が休職したからといって、妻がすぐに働きに出なければならないという状況ではありませんでした。

親族との関係

私と妻の実家はいずれも電車で1時間以内の場所にありました。

そのため緊急事態とあれば家に来てもらってヘルプをお願いできる状況でした。

とっても電車で1時間。あまり頻繁に頼むことはできませんし、実際にやらなかったのですが・・・・

休職中の私と妻の役割分担の変化

これらの状況から、夫である私が休職中は

  • 夫(私)は、なるべく多く休息する
  • 妻は引き続き、家事と子供のことに専念

というのが基本スタンスとなりました。

療養期:夫の存在は消える

まずは休職開始直後。過労で倒れたばかりでベッドからも起きられないような状態のときです。

この期間は、私はベッドと一体化して過ごしました。というかそうせざるを得ませんでした。

これまで私が担当していてた分も含めて、すべての家事や育児を妻がやりくりすることとなったのです。

良くも悪くも、夫である私の存在は消えました。というより、妻が消してくれました。

この時期に夫である私が担う役割はただひとつ。妻にありがとうと伝えることでした。

回復期:家事、子育ての分担が始まる

次に回復期。身体の倦怠感が半分くらい解消され、動こうと思えば動けるけどすぐに疲れがたまってしまうくらいの状態のときです。

家の中では動けるため、妻子が家にいるときは動ける範囲で家事や育児に参加します。

少しずつ担当するものを増やしていきました。体力的・精神的な負担の少ない順に、慎重に。

順番としては

  1. 1人で作業が完結する洗濯や皿洗い
  2. 家族や子供を気にかける必要が出てくる掃除
  3. 体力・精神力とも必要な子供の遊び相手

と増やしていくのがいいと思います。

 

というのも、私も最初のうちは「せっかく家にいるんだから」と子供の遊び相手から始めようとしたんです

しかし無理でした。

心身ともに疲れている状態では十分に遊べないし、自分がすぐ疲れてしまうので子供も不満が溜まってしまう。それにつられて気分や体調がまた沈んでいく・・・

考えなしに焦ってもいいことがないというのはまさにこのことです。

家にいる時間が長いからといって夫の役割をゴリッと増やすのは、過労の回復という意味では逆効果でした。

家にいて少し動けるけど、積極的に家事や育児をやってはいけない。この状態が一番私はキツかったですね。妻にも申しわけない気持ちでいっぱいでした。

復帰期:元の役割分担に戻っていく

外に出かけられるようになり、少しの運動や知的生産のようなものが苦ではなくなる時期。

そこに差し掛かると、再び夫である私の存在は消えることになります。

というのも、復帰機は仕事に戻ることを目指して通勤に似たリズムの生活に戻す訓練をするからです。

たとえば朝7時に起床、8時に電車に乗り、9時にどこかカフェでパソコンを開いてなにか作業してみる。

調子がよければそのまま18時くらいまで外で過ごし、電車に乗って家に帰る。帰宅後はできる範囲で家事や育児をやりますが、体力・体調的に難しければ早めに就寝。

つまり「会社員の夫と専業主婦」の生活パターンに戻るわけです。1つだけ違うのは夫の休息時間を取ることの優先度が若干高くなること。

この時期の後半にもなると、ほとんど元の役割分担に戻っていきます。

妻の理解があったからこそできた役割分担

こういった役割分担の変化をあらためて眺めてみると、私の復帰は妻の理解と協力あってのことだったんだと心から思います。

未就学児2人というハードモードな子育てにも関わらず、

「私の大変さは通常の大変さだけど、あなたのそれは緊急事態」

「大変は同じだけど、質が違うの。覚えておいてね」

と、私を諌め、体調を気かけてくれた妻には、今でも頭が上がりません。

まとめ

夫が過労で休職し、休息・療養が必要になったときの夫婦の役割分担は何が最適か。

家族を取りまく状況によって、あるべき形は異なると思います。

ただ1つ覚えていただきたいのは「過労による休職は緊急事態である」という事実です。

これをベースに、どのような役割分担が好ましいか、夫婦で相談されてみてはいかがでしょうか。

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